訪問当日の手土産の段取り|前日の準備から渡したあとまで
手土産は当日の持ち歩きと段取りで印象が変わります。前日までの準備、夏場や電車での持ち運び、玄関先か応接室かの使い分け、渡したあとの袋の始末、忘れたときのリカバリーまで、時系列でまとめました。
手土産の話は選び方と渡し方に寄りがちですが、持っていく日の動きを先に想像しておくと、当日の余裕がまるで違います。前日から訪問後までを時系列で書いておきます。
前日までにやっておくこと
日持ちの確認
買い置きしておく場合は、賞味期限が訪問日をまたいで十分残るかを先に確認します。渡した相手がすぐ食べるとは限らないので、訪問日から先にも余裕のあるものが安心です。品物ごとの日持ちは日持ち一覧表にまとめてあります。
当日買えるかの下調べ
当日に買う場合は、どこで何時に買えるかを調べておきます。百貨店の開店は午前の訪問には間に合わないことがありますし、駅ナカの店には行列や売り切れもあります。私は朝一番の訪問なら前日に買っておき、午後の訪問なら当日の昼に買う、と分けています。当日調達をあてにしてよいのは、売り場の場所と品揃えの傾向を知っている店だけだと思っています。
当日の持ち歩き
紙袋の扱い
移動中の紙袋は、品物の埃よけと雨よけです。雨の日は袋の外にビニールをかける、口を折り返しておくといった対策があり、紙袋のマナーに詳しく書きました。
夏場は温度に気を配る
夏の持ち歩きで怖いのは直射日光と車内です。常温の品でも、炎天下の車内に置けばチョコレートは溶けますし、生菓子はなおさらもちません。私は夏場は常温で強い品を選んだうえで、車では日の当たらない足元に置くようにしています。要冷蔵の品を夏に持ち歩くのは、保冷剤があっても時間との勝負になるので、そもそも選ばないのが無難です。
電車では網棚に上げない
電車で移動するときは、紙袋は膝の上か足の間に置いています。網棚は降り際に忘れますし、持ち上げた拍子に箱の角が潰れることもあります。混んだ車内では、体の前に抱えるように持つと箱がつぶれる事故を減らせます。
訪問先での流れ
玄関先で失礼するのか、応接室に通されるのかで、渡す場面が変わります。玄関先なら挨拶のあとすぐに袋ごと、応接室なら着席して挨拶が済んでから袋から出して渡す、というのが基本の使い分けです。この判断は渡すタイミングに、差し出す向きや添える一言は手土産の渡し方にまとめました。
渡したあとの袋
袋から出して渡した場合、空いた紙袋はたたんで自分で持ち帰ります。私は渡した直後にはたたまず、いったん膝の上に置いて、会話が動いてからしまうようにしています。相手がお礼を言っている最中に手元で袋をたたむと、視線がそちらに向いてしまうためです。
忘れたことに気づいたら
移動中に、手土産を忘れたと気づいたときの話です。近くのコンビニで何か買って間に合わせる手もありますが、私はやらないと決めています。間に合わせの品は相手に伝わりますし、渡さないことより印象を下げることすらあると思うからです。
その日は正直に手ぶらで伺い、必要なら「本日は不調法で申し訳ありません」と一言だけ添えて、次回の訪問で丁寧なものを持っていく。忘れたことを取り返すのは間に合わせの品物ではなく、次の行動だと考えています。
持ち歩きに強い品を最初から選んでおく
日持ちがして、常温で置けて、軽いもの。そういう品を選んでおくと、ここまで書いた段取りの大半はそのまま楽になります。条件で絞れる商品一覧と、私が繰り返し使っている一軍を置いておきます。